当院のED治療Q&A
1.
副作用はありますか?
顔が赤くなったり、頭が痛くなったりなどの副作用が数%程度あります。いずれも血管が広がることによる副作用です。動悸を感じる方もいらっしゃいます。また、非常に希ですが、非動脈炎性前部虚血性視神経症(NAION)が起きることが報告されています。視力が突然低下する病気ですが、病気の原因などがまだ解明されておらず、EDとNAIONの危険因子が似ていることから、注意は必要とされています。
2.
健康保険は効きますか?
残念ながら健康保険は効きませんので全額自費診療になります。ただし、当院では非常にリーズナブルな価格に設定してあります。また、全て純正品を提供させていただいておりますので、安心して服用してください。
3.
効果は必ず得られるのでしょうか?
まず、これらの薬剤が勃起を促すものでないことをご理解いただく必要があります。勃起しやすい状態にするお薬ですから、勃起のためには刺激が必要です。また、EDの原因には、高血圧、糖尿病、心疾患、うつ病、脂質異常症、外傷性脊髄損傷などの様々な病気や骨盤内の手術、ある種の薬剤などが原因としてあげられています。さらに心理的な問題も大いに影響しますので100%保証するものではありません。それでも70~80%程度の成功率は得られていますのでご安心ください。ゆったりと構えて治療していただくことも大切です。
4.
飲む際に注意することは?
過度の飲食は避けてください。喫煙もEDの原因ですが、リラックスすることも大切ですのでほどほどで良いでしょう。相手をせかせるのも却ってマイナス要因となります。
他にお薬を飲んでいらっしゃる方は、7番の質問を参照してください。
5.
どのように処方を頼めばよいのでしょうか?
どうしても恥ずかしさがあると思いますが、前述したようにたくさんの方が悩んでいらっしゃいますので、恥ずかしいと思わずにご相談ください。
当院の受付は女性が対応していますので、問診票に「特殊外来」の項目を設けてあります。これには点滴治療やホメオパシーなど保険診療以外のものが全て含まれていますので、受付に気遣うことは必要ありません。診察室で院長に直接切り出してください。その場でお薬をお渡ししています。領収証にもお薬の名前が出ないように配慮しております。
6.
効かないと思ったときに追加して飲んでも良いですか?
基本的には24時間以内に追加服用することは禁止されています。例えばタダラフィルは10mg錠と20mg錠があるからと言っても、あくまで10mgでの副作用が無いことを確認してからの増量となりますので自己判断での追加は絶対にしないでください。特に腎臓に障害をお持ちの方は上限量が10mgであり、服用間隔も48時間以上と決められていますので、自己判断せず、必ず医師にご相談ください。
7.
他に飲んでいる薬がありますが一緒に飲んでも大丈夫でしょうか?
狭心症のお薬である亜硝酸剤(ニトログリセリンなど)や、降圧剤の一種(α遮断薬)を内服している場合は、残念ながらED薬は飲めません。他の降圧剤を飲んでいる場合は必ずしも禁忌とはなっていませんが、立ちくらみなど、一過性の血圧低下が見られることがあるようです。
他にも心臓疾患がある場合などには危険性が増しますので、循環器専門医である院長にご相談ください。
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