しんクリニック クリニック内容:一般内科・循環器内科・漢方内科
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ED治療について

 ED(勃起障害)をお持ちの患者様の数は糖尿病や心臓病の罹患率の増加とともに年々増加しています。ある疫学調査によれば、中等度から重度のEDは、4050歳で約20%、6070歳で約50%と報告されていますので、決して希な病気ではありません。

 当院では、3種類ある治療薬の内、2種類を扱っております。いずれも服用後1時間後くらいから効果が期待でき、挿入の成功率、性交に成功するために十分な勃起の持続、および勃起の硬さについてはほぼ同様の数値が得られています。違いはシルデナフィル(バイアグラR)の効果持続時間が4~5時間であるのに対し、タダラフィル(シアリスR)36時間で、慌てて飲む必要がないことがメリットと言えます。また、タダラフィルは飲食の影響も受けにくいようです。

 

ED薬価格(自費診療-保険外)


診察料 初診料 1,000円
再診料 500円
お薬の種類 お薬/錠数 2錠 8錠
A バイアグラ 50mg錠 2,600円 9,900円
B シアリス 10mg錠 2.800円 10,700円
C シアリス 20mg錠 3,100円 11,800円
お薬の種類 お薬/錠数 各2錠 各8錠
D バイアグラ 50mg錠
  +シアリス 10mg錠
5,400円 20,600円
E バイアグラ 50mg錠
  +シアリス 20mg錠
5,700円 21,700円
 

当院のED治療Q&A

1.      副作用はありますか?

 顔が赤くなったり、頭が痛くなったりなどの副作用が数%程度あります。いずれも血管が広がることによる副作用です。動悸を感じる方もいらっしゃいます。また、非常に希ですが、非動脈炎性前部虚血性視神経症(NAION)が起きることが報告されています。視力が突然低下する病気ですが、病気の原因などがまだ解明されておらず、EDNAIONの危険因子が似ていることから、注意は必要とされています。

2.      健康保険は効きますか?

 残念ながら健康保険は効きませんので全額自費診療になります。ただし、当院では非常にリーズナブルな価格に設定してあります。また、全て純正品を提供させていただいておりますので、安心して服用してください。

3.      効果は必ず得られるのでしょうか?

 まず、これらの薬剤が勃起を促すものでないことをご理解いただく必要があります。勃起しやすい状態にするお薬ですから、勃起のためには刺激が必要です。また、EDの原因には、高血圧、糖尿病、心疾患、うつ病、脂質異常症、外傷性脊髄損傷などの様々な病気や骨盤内の手術、ある種の薬剤などが原因としてあげられています。さらに心理的な問題も大いに影響しますので100%保証するものではありません。それでも7080%程度の成功率は得られていますのでご安心ください。ゆったりと構えて治療していただくことも大切です。

4.      飲む際に注意することは?

 過度の飲食は避けてください。喫煙もEDの原因ですが、リラックスすることも大切ですのでほどほどで良いでしょう。相手をせかせるのも却ってマイナス要因となります。 

他にお薬を飲んでいらっしゃる方は、7番の質問を参照してください。

5.      どのように処方を頼めばよいのでしょうか?

 どうしても恥ずかしさがあると思いますが、前述したようにたくさんの方が悩んでいらっしゃいますので、恥ずかしいと思わずにご相談ください。

 当院の受付は女性が対応していますので、問診票に「特殊外来」の項目を設けてあります。これには点滴治療やホメオパシーなど保険診療以外のものが全て含まれていますので、受付に気遣うことは必要ありません。診察室で院長に直接切り出してください。その場でお薬をお渡ししています。領収証にもお薬の名前が出ないように配慮しております。

6.      効かないと思ったときに追加して飲んでも良いですか?

 基本的には24時間以内に追加服用することは禁止されています。例えばタダラフィルは10mg錠と20mg錠があるからと言っても、あくまで10mgでの副作用が無いことを確認してからの増量となりますので自己判断での追加は絶対にしないでください。特に腎臓に障害をお持ちの方は上限量が10mgであり、服用間隔も48時間以上と決められていますので、自己判断せず、必ず医師にご相談ください。

7.      他に飲んでいる薬がありますが一緒に飲んでも大丈夫でしょうか?

 狭心症のお薬である亜硝酸剤(ニトログリセリンなど)や、降圧剤の一種(α遮断薬)を内服している場合は、残念ながらED薬は飲めません。他の降圧剤を飲んでいる場合は必ずしも禁忌とはなっていませんが、立ちくらみなど、一過性の血圧低下が見られることがあるようです。

 他にも心臓疾患がある場合などには危険性が増しますので、循環器専門医である院長にご相談ください。




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